メコンデルタ地方ロンアン省にあるロンハウ工業団地(LHC)の投資主であるロンハウ社(Long Hau)は7日、ベトナムへ投資した後の企業や顧客をサポートする目的で、「ロンハウサプライヤーデー(Long Hau Supplier Day)」を開催した。同イベントでは、ロンハウ工業団地に入居する多数の製造業企業が自社製品を紹介するブースを出展したほか、ビジネス交流を行った。
製造業者の要求を満たすサプライヤーを発掘することは、企業にとって難しい問題となっている。これまでにも各企業をつなぐイベントは数多く行われてきたが、いずれも有効な結果が見られていないのが現状だ。
こうした中、ロンハウ社は、企業のサプライヤー発掘をサポートすべく「ロンハウサプライヤーデー」を開催。企業が自社に適したサプライヤーを発掘し、効果的な投資を行うためのチャネルを作るビジネス交流の機会を設けた。参加企業は300社余りに上り、それぞれ約15社のサプライヤーと商談。各社は今後の新たな協力に向けて検討を行っている。
ロンハウ工業団地は、ホーチミン市内中心部から南へ約19kmの好立地にある。2006年の稼動開始から11年間で入居企業数は160社に達し、約50%を日本や韓国、米国、フランス、シンガポールなどの外資系企業が占めている。