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【第5回】UNESCO無形文化遺産!ゲティン地方の民謡「ビーザム」【VIETJO LIFEコラム:ベトナム・フェアトレードの旅】

2019/02/18 12:00 JST配信

(本記事は、2018年11月19日付け「VIETJO LIFE」で配信されたものです。)

こんにちは、青年海外協力隊の山田邦永(やまだくにはる)です。2017年10月より、ベトナムの非政府組織(NGO) VIRI で、ハノイを拠点に 活動 しています。

今回はベトナム北中部の ゲアン省 及び ハティン省 (両省は1991年までゲティン省という1つの省でした)の民謡「ビーザム」を紹介します。

民謡「ビーザム」とは

ゲアン省及びハティン省―ゲティン地方に代々伝わる伝統的な民謡「ビーザム」は、2014年、 ユネスコ(UNESCO)の無形文化遺産 に登録されました。ビーザムは、ゲティン地方の人々が精神面を重視し、満たされた気持ちで日々の生活を送る上で重要な役割を果たしています。


ビーザムの調べはシンプルで素朴ながらも、非常に親近感を覚えるものです。ビーザムの歌詞はゲティン地方の方言やゲティン地方独特の表現を使って、両親への敬意、愛情、思いやり、勤勉さ、誠実さ等、大切にする価値観や美徳とすることを綴っています。ゲティン地方の人々は、ビーザムを子守唄として歌ったり、また、船を漕ぎ、織り物をし、農作業をする際など、日常生活とともに歌っています。ビーザムを口ずさむことで、楽しく仕事をし、愛情を表現し、また時に悲しみを和らげることができるのです。


「ビーの歌」と「ザムの歌」

民謡「ビーザム」には、「ビーの歌」と「ザムの歌」があります。


本文の続きはこちら → VIETJO LIFE「【第5回】UNESCO無形文化遺産!ゲティン地方の民謡「ビーザム」
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著者紹介
青年海外協力隊 山田邦永
ベトナムのNGO、VIRI で、ハノイを拠点に活動中の青年海外協力隊隊員が、彩り豊かな「ベトナム・フェアトレードの旅」へと皆さまを案内します。VIRIは世界フェアトレード機関(WFTO : World Fair Trade Organization)から国際フェアトレード組織として認められたベトナム唯一の団体です。

著者略歴:1983年生まれ。愛知県出身。東京大学卒業、東京大学大学院修士課程修了(分子生物学)、ビジネス・ブレークスルー大学大学院修士課程修了(MBA)。元ファイザー勤務、元ジョンソン・エンド・ジョンソン勤務(R&D)。現在、青年海外協力隊(任期:2017年10月~2019年9月、活動概要:VIETJOベトナムニュース記事参照)。
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