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[経済]

韓国の八道、タイニン省で工場竣工 ラーメンや飲料水など生産

2024/04/19 13:50 JST更新

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 韓国の食品大手である八道(Paldo)はこのほど、東南部地方タイニン省で建設していたベトナムの第2工場を竣工した。

 タイニン工場の敷地面積は3万3920m2、延べ面積は1万2506m2。インスタント麺をはじめとしたラーメン関連製品を年間1億点、飲料水を同1億5000万点、それぞれ生産できる。既存のラーメン関連製品だけでなく飲料水まで生産することで、製品ラインナップの拡大を図る予定だ。

 同社は東北部地方フート省で第1工場を運営しているが、今回のタイニン工場の新設により、ベトナム北部と南部に生産拠点を確保することとなった。いずれの工場でも、韓国と同様の品質基準を適用しているのが特徴だ。

 2025年にはタイニン工場を増設予定で、これにより麺製品の年間生産量は4億点以上に増加する。タイニン工場とフート工場を合わせた年間生産量は7億点に達する見込みだ。

 同社はベトナムで生産した製品を、日本や米国、シンガポール、ドイツなど10か国へ輸出している。東南アジアにおける輸出業務を担う目的で、2023年にはカンボジア事務所も開設した。

 八道の関係者は「韓国の品質基準を適用したタイニン工場は、当社による世界市場開拓に向けた足がかりの役割を果たすだろう」と述べている。 

[ソウル経済新聞 18:02 16/03/2024, S]
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