ベトナム人女性監督の映画、香港映画投資フォーラムで海外作品賞受賞 [エンタメ]

　3月14日から16日にかけて香港で開催された映画製作の資金調達に関するフォーラム「第14回香港アジア映画投資フォーラム(HAF)」で、ベトナム人女性監督及びプロデューサーによる映画プロジェクト「Nguoi vo thu 3(英題：The Third Wife)」が海外作品部門で最優秀作品賞を受賞した。賞金額は2万USD(約218万円)。　同作品は、ベトナム人女性監督のグエン・フオン・アイン(Nguyen Phuong Anh)氏及びベトナム人女性プロデューサーのチャン・ティ・ビック・ゴック(Tran Thi Bich Ngoc)氏が手掛けるもの。19世紀後半のベトナムの農村を背景に、歳の大きく離れた男性と結婚させられた若い女性の葛藤を描いた物語となっている。　更に、同作品は「ホワイトライトポスト・プロダクション賞(White Light Post-Production Award)」賞にも選ばれた。これにより、同映画はタイ・バンコクのホワイトライトスタジオ(White Light Studio)から資金支援を受けることができる。　なお、今回のフォーラムの応募作品は350作品に上り、このうち31作品が資金調達のために選出、紹介された。「Nguoi vo thu 3」と共に、アンソニー・ヤン氏が脚本・監督を手掛けるコメディー映画「Nhat Ky Ma ca rong(英題：Vampire Diary)」が、香港作品部門で最優秀賞を受賞した。

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