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中国は5日、ベトナムが領有権を主張する南シナ海のホアンサ諸島(英名:パラセル諸島、中国名:西沙諸島)のフーラム島(英名:ウッディー島、中国名:永興島)の「三沙市」に中国銀行の支店を開設した。
これを受けて、外務省のレ・ハイ・ビン報道官は9日にハノイ市で開かれた同省の定例記者会見で、ホアンサ諸島及びチュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)の領有権は歴史的根拠および法的根拠から見てもベトナムにあり、議論の余地がないことを改めて主張した。
これを踏まえた上で、「ベトナムから許可を得ずに同地域で行われるいかなる行為も不法であり、同地域に対するベトナムの領有権は変わらない」と中国に対して抗議した。