ホーチミン市ビンタイン区の高級マンション「ザ・マナー」1階にあるハイランズ・コーヒーで5日午後に販売されたケーキの中から子ネズミの死がいが見つかった。外国人夫婦が購入して持ち帰り、約20分後にケーキと問題の死がいを店に持ち込んだ。
この問題について、ハイランズ・コーヒーを経営するベトタイ・インターナショナル株式会社のデビッド・タイ社長は、「6日朝に幹部社員を集めて会議を開き、調査委員会を設置することを決めた。問題のケーキと同じ原料を使ったケーキをすべて破棄し、一時的に生産も停止した」と語った。このケーキは同市タンビン区のEタウンビル内の工場で生産したもの。保健省の食品安全衛生基準を満たし厳しい工程管理のもとで生産されており、タイ氏は「なぜこんなことが起きたのか分からない」と話している。
また、問題のケーキを購入した外国人夫婦とはすでに和解しており、この夫婦はこの件に関するコメントを控えている。