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[三面]

ハノイ:豊胸手術で患者が死亡、死体遺棄の容疑で医師を逮捕

2013/10/25 13:58 JST更新

 ハノイ市警察は22日、患者の死体を川に遺棄した疑いで、整形外科医の男を逮捕した。この患者は豊胸手術後に呼吸不全となったことが原因で死亡したと見られている。23日付VNエクスプレス等が報じた。  死体遺棄容疑で逮捕されたのは、ハノイ市ハイバーチュン区で美容外科クリニックを営んでいるグエン・マイ・トゥオン容疑者(40歳)。警察の取調べに対し、トゥオン容疑者は「19日午前10時ごろから患者の豊胸手術を開始し、腹部から吸引した脂肪を胸部に注入した。午後4時に手術を終えたが、暫くして患者が突然呼吸不全に陥り、救急処置を施したものの、死亡してしまった」と供述している。  女性の死亡後、トゥオン容疑者は手術に関するカルテなどを処分するようスタッフに指示し、警備員1人を除く全てのスタッフを帰宅させた。同容疑者はその後、車で死体をロンビエン区タインチー橋まで運び、警備員には女性のスクーターを走らせて死体を遺棄する場所を探すよう命令した。  午後11時ごろ、2人はホン川(紅河)で死体を遺棄し、その付近でスクーターを乗り捨てた。その後、夜中にキーが刺さったままのスクーターが放置されているのを見て不審に思った地元住民が、スクーターの中に入っていた女性の携帯電話の履歴から女性の夫に連絡。連絡を受けた夫は警察に捜索願を出し、妻の行き先を探るため、自宅にあった妻の持ち物を調べ、同クリニックの領収書を発見し、警察に提出した。警察はこれらの証拠から、同クリニックのオーナーであるトゥオン容疑者に事情聴取を行ったところ犯行を自供した。なお、女性の死体は川に流され、まだ発見されていない。 

[VNExpress, 00:37 (GMT+7) 23/10/2013U]
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