バリア・ブンタウ省：郡共産党委の妻子が自宅で変死、強盗殺人か [三面]

　東南部地方バリア・ブンタウ省チャウドゥック郡クアンタイン村タンタイン村落にある2階建てのビラ式住宅で24日16時頃、ここに住む母子2人の変死体が発見された。　死亡していたのは、ファム・トゥイ・ガーさん(女性・48歳)とガーさんの息子ブイ・ファム・ドゥック・トアンさん(男性・17歳)。2人はガーさんの夫、トアンさんの父にあたるブイ・スアン・トゥオンさん(男性・54歳)と一緒に暮らしていた。トゥオンさんは同郡の共産党常務委員兼国民運動委員長を務めている。　トゥオンさんが仕事から帰宅したところ、2階の階段でガーさんが、1階の倉庫でトアンさんが首を切られて死んでいるのを発見した。床などのいたるところに血痕が残っているほか、何者かが家の中を荒らした形跡があり、バイク2台が盗まれたことも確認されている。　トゥオンさんは人望が厚く、地元の住民からも一目置かれる存在。隣人によると、事件発見前に赤いシャツを着てバイクに乗った見知らぬ男1人が高い塀と大きい庭に囲まれたこの家から出てくるのを目撃したという。警察は強盗殺人事件と見て容疑者の行方を追っている。

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