洪水被害のハティン省、民家などで大量のヘビを発見 [三面]

　北中部地方ハティン省では、10月に中部を襲った台風や熱帯低気圧の影響により大規模な洪水被害が発生していた。現在は水が引いており、住民は浸水した家屋の掃除や家財の修繕を急いでいる。そんな中、洪水で流されてきたと見られるヘビが家屋で発見されたという報告が相次いでいる。

　ヘビが見つかったのは、民家だけでなく、自治体の庁舎などでも大量の生きたヘビが発見された。このうち、タックハー郡タックダイ村(xa thach Dai, huyen Thach Ha)人民委員会の庁舎内では、約30匹もの毒蛇が発見されている。

　リエンビン村落(thon Lien Vinh)に住むTさん宅では、ベッドの毛布の中からコブラが見つかった。リエンフオン村落(thon Lien Huong)に住む別の村民の自宅では、4匹のヘビが発見され、うち3匹がコブラだった。コブラの重さはそれぞれ約3.5kgだったという。

　当局は村民に対し、家屋の掃除や片付けを行う際は、流されてきた毒蛇が潜んでいる恐れがあるため、十分な注意を払うよう呼び掛けている。

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