突然押し入って来た見知らぬ男たちに家を破壊された被害者の男性から、本紙のホットラインにSOSが寄せられた。この男性はハノイ市のトンドゥックタン通りに住むフンさん。フンさんによると、12月28日午前11時ごろ、自宅の2階から何かを壊すような大きな物音がしたので慌てて様子を見に行くと、何の面識もない男たちが2階に入り込んでベランダを壊していたという。この男たちはフンさんの隣の家に住むトーという男が雇ったならず者たちだった。男たちを止めようとしたフンさんは、トーからがれきを投げつけられ頭部を負傷したため、病院に行かなければならなくなった。
フンさんの妻のホップさんによると、この事件が起きる3日前にも4人のならず者がやって来て、フンさんの家のベランダが隣の家の敷地を「侵略」しているので取り外せと脅しに来たという。通報を受けた警察は現場に急行し、トーとならず者たちに破壊行為をやめるように命令を出し、フンさんに怪我を負わせた容疑でトーの身柄を確保した。現在、現場検証の準備が進められている。