ホーチミン市人民委員会はこのほど、農産物・食肉・水産物などの販売場所を規定した決定を公布した。それによると▽青果物(冷凍品を含む)▽家畜・家きんの肉や内臓(冷凍品、初期加工品を含む)▽水産物・発酵食品など(冷凍品を含む)――の3種の食品は、8月10日から市場、スーパーマーケット、ショッピングセンター、「便利で文明的な商店」での販売しか認めないとしている。
また、卸売市場としては▽トゥードク市場(トゥードク区)▽ホックモン市場(ホックモン郡)▽ビンディエン市場(8区)――の3カ所に制限している。
しかし、「便利で文明的な商店」とはどのような店か具体的な基準を示していないうえ、営業許可を持つ合法的な販売店への対処方針についても明記されておらず、実現性に疑問の声が上がっている。