東南部ドンナイ省資源環境局が16日に開いた省内企業数十社との対話集会で、環境汚染企業としてブラックリストに登載された複数の企業が、処理施設を改善した後もリストから名前が削除されていないと訴えた。
同省資源環境局は昨年、76社を重大な環境汚染を引き起こしている企業としてブラックリストに掲載、今年も11社をこのリストに加えた。対話集会では、処理施設を改善した後同局が検査を実施し、環境基準を満たしていることが確認されたにもかかわらず、なぜまだリストから削除されないのかとの質問が出された。
これに対し同局のレ・ベト・フン局長は、こうした企業が8社あることを確認したうえで、「資源環境省の通知に基づいてブラックリスト登載企業を決めているが、この通知には削除規定がないため対応に苦慮している」と回答した。