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4月18日午前7時頃、東南部ビンズオン省ジアン町タンドンヒエップ地区にあるマルチ・サン・スティール社(Maruchi Sun Steel)の正門付近で、走行中のトラックの荷台に積んであったプラスチック製タンクから、約1000リットルの塩酸が流れ出す事故が発生した。
このトラックは、計6000リットルの塩酸が入ったプラスチック製タンク4基を積んで、東南部バリア・ブンタウ省からビンズオン省タンウイン町に向かって走行していた。その途中で、何らかの原因により、タンクのうち1基が破損し、道路に塩酸が流れ出したと見られている。
道路に流れ出た塩酸は、発煙と共に強烈な刺激臭を辺り一面に漂わせた。地元住民の通報を受けた消防局は直ちに消防車2台を出動させて、対応にあたろうとしたが、目撃者らによると、消防隊が現場に到着する前に、トラック運転手が塩酸を道路脇の排水溝に流してしまったという。