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ハノイ市人民委員会は、各遺跡・機関に置かれている獅子などの「中国風」の石像がベトナムの伝統や文化にそぐわないとして、同市文化スポーツ観光局及び各郡・町・村人民委員会の主席に対して2014年12月31日までにこれらを撤去するよう求めている。
同市人民委員会のグエン・ティ・ゴック副主席は、各遺跡・機関に置かれている中国風に制作された獅子などの石像や、関係機関の許可を経ていない「おかしな」装飾物について、「ベトナムの美的風習にそぐわない」としている。
ゴック副主席は各人民委員会に対し、関係機関の許可書類のない像や装飾物を撤去するよう指示すると共に、撤去に向けて広報活動を行うよう求めている。また、万が一これらの石像が自発的に撤去されない場合には、強制撤去処分になるという。