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政府監査部は20日、15の中央省庁と全国63省市で実施された政府予算を使用するプロジェクトの承認や投資額変更などについて、集中的に監査した結果を発表した。それによると、違反が発見され何らかの対応を勧告された金額は、7兆9520億VND(約442億円)に上る。
このうち、国に返還すべき額は1兆2450億VND(約69億2000万円)余り、決算時に減額すべき額は1兆5530億VND(約86億3000万円)、予算額や契約額の変更などその他の処理をすべき額は5兆1530億VND(約286億円)となっている。
監査した案件は1万3184件で、総投資額は502兆VND(約2兆7900億円)。うち中央省庁の案件は638件、投資額は357兆VND(約1兆9800億円)余り。違反が発見され対応を勧告された額は4兆7000億VND(約261億円)余り。建設案件では、立案時の地形・地質調査が不正確で後に投資額を変更したケースや、案件の実施期間延長で物資の価格が値上がりしたケースなどがあった。
各省市の案件は1万2546件、投資額は145兆VND(約8060億円)。違反が発見され対応を勧告された額は3兆1890億VND(約177億円)だった。