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ロシア・モスクワ州の農村部で1月7日未明に発生した温室ハウスの火災で少なくとも外国人労働者8人が死亡した。被害者の中には、ベトナム人が含まれている可能性もあるという。
ロシアのインテルファクス通信によると、同州ラメンスコエ市の農場にある温室ハウスで火の手が上がり、その後、周囲の240m2の敷地まで燃え広がった。この火災で温室ハウスが全焼している。
通報を受けたロシアの消防当局が出動して約8時間後に鎮火が確認された。現時点で被害者の数や国籍は明らかにされていないが、匿名の情報提供者によると、死亡した8人は全てタジキスタン人。一方、民間防衛・緊急事態・危機管理局の代表者は、被害者らはベトナム人であるとしている。
ベトナム通信社によると、在ロシア・ベトナム大使館の職員が、現場で消火作業にあたった消防官から焼けただれたベトナムのパスポートを受け取ったほか、負傷者が運ばれた病院に大使館職員が向かったとの情報もあるという。
またAP通信は、今回の火災について外国人労働者が居住していたコンテナが火元とみられると報じている。ロシアの捜査当局は現在、火災発生の原因究明を進めている。