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日本で新型コロナ陽性の日系勤務の韓国人専門家、ベトナムでの行動歴

2020/10/28 18:00 JST配信
(C) thanhnien
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ベトナムから日本に到着した際の空港検疫により新型コロナウイルス陽性と判明した韓国人専門家(男性・48歳)のベトナムでの行動歴が明らかになった。これまでに345人が濃厚接触者(F1)およびF1の接触者(F2)として特定されている。

 男性は、ハノイ市に駐在員事務所を構える日系企業の専門家として7月29日にベトナムへ入国。ハノイ市で規定の隔離期間を終え、ホーチミン市へ移動し、ホーチミン市と南中部沿岸地方カインホア省、同ダナン市に滞在した後、9月29日から10月24日まではホーチミン市に滞在していた。

 10月24日にホーチミン市タンソンニャット国際空港から成田国際空港に到着し、空港でのクイックテストで新型コロナウイルス陽性と判明した。男性はPCR検査を受け、感染の有無を確認することになる。なお、ベトナム滞在中に新型コロナウイルス感染者との接触はなかったという。

 濃厚接触者は同市1区、2区、5区、6区、7区、8区、9区、12区、ビンタイン区、フーニュアン区、トゥードゥック区在住で、これまでに48人が特定されている。うち1人はホーチミン市を離れており確認が取れていないが、47人については集中隔離措置を講じ、検査を実施した。うち42人は陰性、5人は結果待ちとなっている。

 さらに、濃厚接触者の接触者として297人を特定し、うち295人に自宅隔離措置を講じ、259人に検査を実施した。検査では123人が陰性、136人が結果待ちとなっている。

 ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)は引き続き、関連機関と協力して接触者の特定を進めている。

 男性のベトナムでの行動歴は以下の通り。ホーチミン市滞在中は、基本的に配車アプリ「グラブ(Grab)」を利用して移動していたという。

◇7月29日~8月16日:ハノイ市で隔離措置。
◇8月16日~22日:ホーチミン市1区ドンコイ(Dong Khoi)通りのグランドホテル・サイゴン(Grand Hotel Saigon)に滞在。
◇8月23日~9月3日:カインホア省ニャチャン市のノボテル・ニャチャン(Novotel Nha Trang)に滞在。
◇9月4日~22日:ダナン市のシシリア・ホテル&スパ(Cicilia Hotel & Spa)に滞在。
◇9月29日~10月24日:ホーチミン市1区のホテル・マジェスティック・サイゴン(Hotel Majestic Saigon)に滞在。
◇10月17日:9区で法事に出席。
◇10月18日:9区でゴルフ。
◇10月24日:ベトナムから日本へ移動。

[Nguoi Lao Dong 13:02 28/10/2020, A].  © Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved. 
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