ハノイ:父親への暴力とがめられ、親戚男性を刺殺 [社会]

　ハノイ市ドンアイン郡警察はこのほど、父親への暴力をとがめられたことに激怒して親戚の男性を刺殺した男を緊急逮捕したと発表した。逮捕されたのは同郡内に住むレ・バン・タイン（24歳）という男で、殺されたのはタイン容疑者の親戚のドー・バン・スオンさん（41歳）。　この事件の発端は、2月16日の昼、タイン容疑者が父親のカラオケがうるさいと腹を立て、カラオケセットの電源を引き抜いたため両者が口論になったことにある。しばらくしてタイン容疑者の父親は外出したが、同容疑者も父親の後を追い、両者は村の河川敷で再び激しい口論となり、タインは父親に暴力を奮った。その後、父親からこの経緯を聞かされた親戚のスオンさんが自宅でタイン容疑者を詰問し口論となり、スオンさんがつかみかかろうとしたところ、同容疑者はスオンさんの左胸をナイフで突き刺した。スオンさんは病院に緊急搬送されたが、傷は深く19日の夜になって死亡した。

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