VIETJO - ベトナムニュース 印刷する | ウィンドウを閉じる
[社会]

ホーチミン:市内中心部で武器売買が横行、護身目的で売れ行き好調

2012/10/18 14:26 JST更新

(C) Thanhnien
(C) Thanhnien
 ベトナム最大都市のホーチミン市では、一般市民を狙う凶悪犯が横行している。バイクを狙った強盗事件は日常茶飯事で、最近の市民は強盗撃退のために武器を購入し、自衛に努めているようだ。15日付タインニエン紙(電子版)が報じた。

 同市9区在住のTさん(男性32歳)は、毎晩仕事で帰りが遅くなるため、今までに2度強盗に襲われたことがある。それ以降は、自衛のためにトウガラシスプレーを所持するようになったという。

 防犯対策の武器を売る商人は同市1区の聖母マリア教会やザンシン市場周辺、ビンタイン区のミエンドンバスターミナルなどに夕方になると現れるという。そこではトウガラシスプレーのほか、スタンガン、バタフライナイフ、警棒などが売られている。その殆どが中国から密輸されたものだ。

 現行規定では、こうした武器の販売・購入は禁止されているが、自衛目的で購入する市民が多く、売れ行きは好調のようだ。但し、商人は売る相手を選ばないので、最近は武器を所持した強盗も増えている。同市では先日、トウガラシスプレーを使用して犯行を繰り返していた強盗団が逮捕されたばかりだ。 

[Thanh Nien, 03:50 (GMT+7) 15/10/2012U]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる