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[社会]

ベトナムで誕生した4つ子、5つ子ちゃん達

2014/12/16 16:54 JST更新

(C)VnExpress、「南北統一」の4つ子一家とファム・バン・ドン首相(当時)
(C)VnExpress、「南北統一」の4つ子一家とファム・バン・ドン首相(当時)
 ベトナムでは多胎児の誕生は珍しくなく、4つ子の誕生もこれまでに何度か話題になっている。  直近では11月27日にハノイ市の中央産婦人科病院で4つ子が誕生した。この4つ子を出産したのはホアさん(31歳)。体外受精で妊娠してから通常よりも早い33週目での出産だったが、母子ともに健康だという。  また、2年余り前の2012年6月20日には、ホーチミン市のツーズー産婦人科病院でティンさんが4つ子を出産。ティンさんの場合は自然妊娠だった。専門の医師によると、自然妊娠で4つ子が産まれるのは70万分の1の確率だという。  さらに時代を遡り、1977年4月にハノイ市で産まれた4人姉妹は、全国的にもよく知られている4つ子だ。1975年4月にベトナム戦争が終結し、1976年4月に南北が統一したばかりの貧しい時代、当時のファム・バン・ドン首相が「南北統一」の文字をそれぞれ取って「ナム(南)」、「バック(北)」、「トン(統)」、「ニャット(一)」と名付け、子育てを支援したことで有名となった。  1992年11月に中央産婦人科病院で産まれた4人の女の子達も、「平和」と「幸福」の文字を取って「ホア(和)」、「ビン(平)」、「ハイン(幸)」、「フック(福)」と名付けられた。  このように4つ子の誕生はこれまでに何度か話題になっているが、5つ子となると事例はまだ1例しか確認できていない。ベトナムで唯一の5つ子は、2013年3月7日にツーズー産婦人科病院で誕生した男の子3人と女の子2人。5人とも健康体で元気にすくすく育っているという。 

[VnExpress,29/11/2014 | 13:30 GMT+7,O]
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