アルカイダ支援の英国越僑を米国に引き渡し [社会]

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　米司法省は3日、英国から英国越僑のミン・クアン・ファム容疑者(別名：アミン)(男・32歳)の引き渡しを受けたと発表した。ファム容疑者は、アルカイダ系武装組織「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」に物的支援を行い、同組織の軍事訓練に参加したとして2012年に指名手配されていた。　ファム容疑者は2010年末に英国からイエメンに渡り、半年間にわたってAQAPの軍事訓練に参加。この間に「聖戦」の実行とAQAPへの物的支援を誓ったとされる。また、常に1947年式カラシニコフ自動小銃(AK-47)を所持していたとされる。　ファム容疑者は2011年7月にイエメンから英国に戻った際、ロンドンのヒースロー空港で逮捕された。警察当局はファムの所持品から、AQAPとの関係を示す資料を含む電子ファイルや、AK-47用銃弾などを発見した。　ファム容疑者は5つの罪で起訴されている。米国での裁判で全てを有罪と認定されると、最低でも懲役40年、最高で終身刑の判決が出る可能性がある。

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