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[社会]

ベトナムの声放送局の遺跡碑完成、ハノイ市郊外のチャム洞窟で

2015/08/26 14:15 JST更新

ベトナムの声放送局の遺跡碑完成、ハノイ市郊外のチャム洞窟で
ベトナムの声放送局の遺跡碑完成、ハノイ市郊外のチャム洞窟で
 ハノイ市チュオンミー郡フンチャウ村のチャム洞窟で23日、ベトナムの声放送局(VOV)遺跡碑の完成式が行われた。1945年9月2日の建国70周年と、同年9月7日のVOV設立70周年を祝う活動の一環だ。  ベトナムは1946年12月19日、フランス植民地軍と全面衝突し第1次インドシナ戦争に突入した。ハノイ市を疎開したVOVは翌12月20日、チャム洞窟で臨時政府のホー・チ・ミン主席(当時)の全面抗戦宣言を放送し、全国民に抗戦を呼び掛けた。「我々は全てを犠牲にしても、決して国を失わず奴隷にもならない」という有名な言葉はこの時に発せられた。  ホー・チ・ミン主席は1947年のテト(旧正月)にチャム洞窟のVOVを訪れ、テトを祝う詩を朗読し、それが放送された。VOVの遺跡碑は1998年に建立された。今回は元の遺跡碑を保護しつつ改装したもの。  VOVのグエン・ダン・ティエン局長は式典で、「VOVはいかなる状況にあっても放送し続けるために、チャム洞窟をはじめとして14回も場所を変えてきた。VOVは祖国防衛と祖国建設の道をいつまでも共に歩む」と発表した。  

[VOV,14:48, 23/08/2015,O]
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