教室のシーリングファンが回転中に落下、生徒2人負傷 [社会]

　5日午前、北中部クアンチ省カムロ郡カムタイン村にあるタンラム中高一貫校で、教室の天井に設置されているシーリングファンが落下し、生徒2人が負傷する事故が起きた。　同校のルオン・ドゥック・ロン校長によると、7Aクラスの美術の授業中、回転中のシーリングファンが天井から突然落ちてきたという。落下地点の席にいたレ・クアン・ドアン君とグエン・バン・アイン君の2人が頭部に約8cmの傷を負い、同郡にある総合病院で治療を受けた。2人は軽傷で、同日午後に自宅へ戻った。　事故の原因は、ファンのプロペラを回転軸に取り付けるネジが紛失していたためと見られている。同校は40台のシーリングファンを使用しているが、いずれも10年前に設置されたもので、古びて劣化が進んでいる。今年の新学期に最も劣化した6台を交換したが、十分な資金がなく大半はそのまま使用を続けている。今回の事故を受けて、同校はファンシステム全体の再検査を行う計画だ。

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