大規模な「偽通信事業者」を摘発、国内回線使い違法にサービス提供 [社会]

　公安省安全総局は情報通信省などの関連機関と協力し、大規模に違法通信事業を運営していたグループを摘発し、容疑者4人を逮捕した。　主犯格は、ファム・ゴック・アイン容疑者(男・29歳、東北部地方クアンニン省在住)とグエン・バン・チン容疑者(男・33歳、ハノイ市在住)の2人とされている。当局はハノイ市と東北部地方クアンニン省の7か所を立ち入り検査し、犯行に使ったとみられる多数の設備機器を押収した。　同グループは、全国各地に海外のサーバーと接続する小型基地局を違法に設置したり仮想IPネットワークを構築したりし、国内の各携帯通信事業社の回線を違法に利用して携帯通信サービスを提供していた。この違法な回線では、一度に1万ものダイヤルに対応できるという。　公安省は、国内の各通信事業者に多額の損失を与えただけでなく、国の治安にも悪影響を及ぼす悪質な行為として、刑事法第138条に従って刑事事件として立件することを明らかにした。

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