ダナン：25年までに全市で家庭医療事業を展開、病院飽和で [社会]

　南中部沿岸地方ダナン市人民委員会は、2025年までの市内病院飽和状態緩和計画を発表した。

　同計画によると、新病院への投資を強化し、市内病院の稼働率を2020年に99％、2025年に95％へと引き下げる。さらに、市民1万人当たりの病床数を2020年に89.2床、2025年に101.5床へと引き上げる。

　また、医師1人の1営業日当たりの診療患者数も2025年に25～30人に引き下げる。このほか、家庭医療事業を導入し、まずはホアバン郡で展開した後、2025年までに全市で展開する。

　市当局が同計画を策定した背景には、中部の患者が同市の病院に殺到し、ダナン総合病院やダナン産婦人科小児科病院、ダナンがん病院をはじめとする同市の病院が飽和状態になっていることがある。

　2018年11月現在、同市の医師数は約1000人余り、市民1万人当たりの病床数は67床となっている。

このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。