新型コロナ対策で韓国と経験共有、韓国から50万USD支援も [社会]

　新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大する中、保健省のグエン・タイン・ロン常務次官とパク・ノワン在ベトナム韓国大使は15日、対策などについて経験を共有した。

　ロン次官は、韓国政府による新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた無償支援50万USD(約5300万円)に謝辞を述べた。また、新型コロナウイルスの大量検査が可能な韓国に対し、経験を共有するとともに、検査キットなど検査に必要な物資の支援を要請した。

　韓国では、当局の検査態勢強化により3月13日の国内の感染者数が3週間ぶりに最低水準となった。感染者数は中国、イタリア、イランに次いで世界で4番目に多いが、死亡者数は3月16日時点で76人と他の流行国に比べて少なく、致死率は0.92％となっている。

　なお、韓国の医療システムにおける新型コロナウイルスの検査能力は1日あたり1万5000件に達している。

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