韓国語教育番組が初めてベトナム地上波で放送へ、VTVと世宗学堂が共同制作 [社会]

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　韓国政府公認の韓国語教育機関、世宗(セジョン)学堂は1日、ベトナム世宗学堂とベトナム国営テレビ局(VTV)が共同で韓国語学習番組を制作し、9月15日から放映を開始すると発表した。韓国語学習番組が地上波を通じて放送されるのは、これが初めて。

　両機関が制作した番組「韓国語で話そう(Cung noi tieng Han)」は、韓国語初心者のベトナム人を視聴対象としている。VTV7チャンネルを通じて毎週水曜日と金曜日の18時30分から30分間、計20回放送される予定だ。放送後は世宗学堂もしくはVTV7のウェブサイトで再放送する。

　ベトナムで韓国語が第1外国語として採択され、2022年の越韓外交関係樹立30周年を前にして、ベトナムにおける韓国や韓国語への関心が高まっている。しかし「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で対面授業は難しい状況であるこの時期、地上波で韓国語教育番組を放映できることは意義深い」とベトナム世宗学堂は述べている。

　VTVは今回の番組後も、世宗学堂との協力を通じてコンテンツ開発をしていく意向を明らかにしている。

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