[日系]
渡辺パイプ、グリーンハウス加工・販売の新会社設立
2012/02/27 05:49 JST更新
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水道事業やグリーン事業を手掛ける、渡辺パイプ株式会社(東京都中央区)がベトナムにグリーンハウスの加工工場を建設する。既に紅河デルタ地方フンイエン省フォーノイ工業団地で工場を着工し、4月より事業活動を開始する予定。日本から派遣する3名の駐在員と、2名のローカルスタッフで事業を開始し、当面の目標として年商1億円を目指す。日系農業資材会社でベトナムに進出するのは同社が初めて。
ベトナムでは近年の経済発展に伴い、国民の食に対する安全意識が向上している。更に、海外投資の増加による外国人ビジネスマンの駐在や出張が増加しており、レストランやホテルでも安心して食べられる高級野菜や果実の需要が増大している。しかし、ベトナムでは、中部高原地方ラムドン省ダラット市の花卉栽培を除くと、野菜や果実栽培では殆ど普及しておらず、この需要増に応えられていないのが現状だ。
グリーンハウスは、無農薬で安心して食べられる野菜や果実の栽培が可能となるだけでなく、収量増加および収穫時期の管理も可能となる。同社は今後のベトナムでのグリーンハウス需要拡大を見込んで、新会社の設立を決定した。
新会社の概要
会社名:渡辺パイプベトナム有限会社 Watanabe Pipe Vietnam Co., Ltd.(WPVN)
場所:紅河デルタ地方フンイエン省フォーノイ工業団地
社長:石松 猛
資本金:50万ドル(約4000万円)
投資ライセンス取得日:2012年1月17日
事業活動開始:2012年4月
事業目的:グリーンハウスの加工・施工および販売
[2012年2月23日 ベトジョーニュースU]
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