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[観光]

ハノイ:観光客増加の伝統工芸村、受け入れ態勢に課題も

2016/07/21 15:01 JST更新

(C)Thoi bao ngan hang
(C)Thoi bao ngan hang
 全国には工芸村が1350か所あり、うち227か所が公認の伝統工芸村だ。特にハノイ市には、陶芸村バッチャン(Bat Trang)をはじめとする伝統工芸村が集中しており、外国の旅行ガイドブックでも紹介されている。市観光局によると、美術工芸品と観光市場を結び付けることで工芸村の発展を目指すのは、市全体の方針でもあるという。  ハノイ工芸村・美術工芸品協会会長でクアンビン社(バッチャン)社長のハー・ティ・ビン氏によると、週末になると1日当たり50~70台の観光バスがバッチャンを訪れるという。ビン氏は、数年以内に村の総収入の50~70%を観光収入が占めるようになると期待している。  別の伝統工芸村バンフック(Van Phuc)は、高級シルクの生産で知られる。バンフックシルク工芸村協会のファム・カック・ハー会長によると、毎年約1万人の外国人の団体観光客の他、6万~7万人の個人客や国内観光客がバンフックを訪れている。  ハー会長は、観光地として発展させるには、シルクの生産技術やデザイン、外国語、観光客への対応などを学ぶための訓練コースを設ける必要があると話す。バッチャンもバンフックも、観光客の受け入れ態勢が整っているとはまだ言えないようだ。  

[Thoi bao ngan hang,13:15 | 18/07/2016,O]
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