VIETJO - ベトナムニュース 印刷する | ウィンドウを閉じる
[観光]

国家観光年2020はニンビン省で開催、テーマは「ホアルー千年の古都」

2019/08/26 13:05 JST更新

(C) thoidai
(C) thoidai
 文化、観光、スポーツに関する様々な魅力的な活動を通して観光誘致を目指す「国家観光年2020」が北部紅河デルタ地方ニンビン省で2020年2月に開催される。会期中には、世界の文化遺産・自然遺産の保護に関するセミナーも行われる予定で、現時点で全国16の省・市が参加を表明している。

 2020年のテーマは、「Hoa Lu – Co do ngan nam(ホアルー 千年の古都)」。ニンビン省の省都であるニンビン市郊外に位置するホアルーは、中国王朝による支配から脱してベトナム初の王朝を建国した丁朝(ディン朝、Nha Dinh)が都を置いた地で、1010年にタンロン(現在のハノイ)に遷都するまで首都として政治経済の中心として栄えた。

 また同省は、ベトナムを代表する景勝地のチャンアン(Trang An)生態観光区を有する。「チャンアンの景観関連遺産」として、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されており、最近では、米レジェンダリー・エンターテインメントが製作する「キングコング:髑髏島の巨人(Kong: Skull Island)」のロケ地となってさらに知名度が上がった。

 なお、2018年に同省を訪れた観光客は740万人で、観光収入は3.2兆VND(約147億円)に達した。 

[Thoidai 10:01 22/08/2019 U]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる