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ホーチミン市で都市区「Vin City」間もなく発売、優れた生活環境と交通利便性を実現

2018/08/27 JST配信

   ホーチミン市当局は同市東部で、大学や輸出加工区・ハイテクパークが中心となる「創造的都市」の開発を推進している。この「創造的都市」は、行政・商業・金融エリアとなるトゥーティエム新都市や国内最大規模の港湾であるカットライ港が位置している2区、および大学や輸出加工区・ハイテクパークが密集している9区とトゥードゥック区から成る。最高の学習・研究・生活環境を作って優秀な人材を誘致し、市の成長を牽引していく原動力を確保することが狙いだ。

 

 目標達成に向けて同市東部では近年にインフラの整備が急速に進んでいる。既に完成、または完成間近な案件として、◇メトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン区間)、◇環状道路2号線、◇ベトナム南北高速道路の一部でホーチミン市と東南部地方ドンナイ省を通過するホーチミン~ロンタイン~ザウザイ間高速道路、◇新東部バスターミナル、◇ミートゥイ立体交差点などが挙げられる。

 これに伴い、不動産市場も著しく活発化している。英系総合不動産サービス会社のサヴィルズ・ベトナム(Savills Vietnam)の最近の報告によると、同市における発売物件数のうち、東部の発売物件数が全体の半分を占めている。

 ビングループ(Vingroup)やノバランド不動産投資グループ(Novaland)、ダイクアンミン不動産投資(Dai Quang Minh)、フンティン不動産経営投資(Hung Thinh)、カンディエン不動産(Khang Dien)、ナムロン投資(Nam Long)、トゥドゥック住宅開発(Thu Duc House)、ドリームハウス投資(Dream House)など、ベトナムを代表する多くの大手不動産デベロッパーは東部で数多くの不動産案件を展開している。

 中でも、地場系コングロマリット(複合企業)のビングループ子会社で、国内トップクラスの不動産デベロッパーとして知られるビンホームズ(Vinhomes)が9区で展開中の大規模な都市区案件「ビン・シティ(Vin City)」が特に注目を集めている。

 「ビン・シティ」はホーチミン市の衛星都市として位置づけられ、住宅区だけでなく、金融、商業、サービスから教育、医療、娯楽などに至るまで、様々な施設を配置した本格的なコンパクトシティとなる見通しだ。

 用地が365haにも上り、ドンナイ川、タック川、また9区の幹線道路であるグエンシエン通り、フオックティエン通りに囲まれる「ビン・シティ」は、自然に囲まれた清潔な生活環境と高い交通利便性の両方を実現する。

 同市1区から20km、東南部地方ドンナイ省の省都であるビエンホア市中心部から15kmの地点に位置し、メトロ1号線、また、環状道路2号線、東南部地方の大動脈と言われるホーチミン~ロンタイン~ザウザイ間高速道路にも接続し、中心部や市内各所だけでなく、ドンナイ省、そして東南部地方ビンズオン省へのアクセスが抜群な環境となっている。

 ベトナム人と外国人の技術者やシニアレベルの人材、一般労働者が集まる9区サイゴンハイテクパーク(SHTP)をはじめとする複数の工業施設からほど近くにあるため、優れた環境を揃える「ビン・シティ」での住宅を購入したいという人が大勢いると見られる。間もなく発売する「ビン・シティ」内にある物件は住宅購入希望者にとってマイホームを購入するチャンスだけでなく、投資家にとっても絶好の投資チャンスになるだろう。

 ホーチミン市東部では環状道路3号線のホーチミン~ロンタイン~ザウザイ間高速道路~省道25B号線区間や、2区とドンナイ省ニョンチャック郡を結ぶカットライ橋など、複数の大規模なインフラ整備案件も計画されており、これら案件は今後、同地域の不動産市場をさらに活性化させていくものと見込まれる。


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