ベトナム ダナンに拠点を置くマネジメントコンサルティングファーム Space A Ltd,.はこのほどキャリア支援のイベントに参加した大学生、大卒者を中心としたベトナム人(225名)に外資系企業に対する印象についてアンケート調査を実施しました。
1.どの国の外資系企業で働きたいか?日本は二位。
どの国の外資系企業で働きたいかというアンケート調査の結果、日系企業はアメリカに次いで二位。また日系企業についてどのような印象を持つかという問いに対して多い回答から順に「1位 社員の待遇が良い」「2位 プロフェッショナルな働き方」「3位 人材育成に力を入れている」。複数回答として「給料が良い」「具体的な理念や目標がある」「公正な評価」など。そのほか各国企業の印象についてはアメリカ「ダイナミック/仕事のスタイルが好き」中国「急速な経済発展でチャンスがある/市場が大きい」シンガポール「洗練されている/給与が良い」等が複数回答となりました。
2.ITエンジニア向けの調査では日本が一位。
ITエンジニア、またはITエンジニア志望者のみのアンケート結果(84名回答)では外資系企業で働きたいと答えた割合が94% 、働きたい外資系企業を日本と答えた割合が54%となり日系企業が一位という結果。外資系企業の何に魅力を感じているか、また国内企業に比べ何が優れているかについては「給与が良い」「職場環境がよい」「外国語が学べる」「プロフェッショナルな働き方」等が複数回答となりました。
Space AではCSR活動として定期的にU25世代向けのキャリア支援イベントを開催しており登録者にアンケート調査を実施しております。これまでの調査によると彼らの特徴として仕事選びの際に特に重要視しているのが給与よりも成長できる環境という点があげられます。特に教育制度の有無が企業を選ぶ際の重要な決定要件となっています。
また今回の調査結果については10月14日当社主催ウェビナー(無料)にて詳しく解説いたします。その際、日系企業に入社を希望している人材に対して「期待している点/不安な点」についてのアンケート結果も合わせてご紹介させていただきます。
【Webセミナー概要】
ベトナム進出の成功の鍵「労務管理」コロナ禍で生き残る日本企業のマネジメント手法とは?
《開催意図》
調査*によると海外拠点を運営する企業が直面する課題として1位が「海外事業を推進できる人材の確保、育成」3位に「現地従業員の確保、定着化」となっています。当社のアンケート調査でもベトナムでの最大の経営課題として8割以上の企業がマネジメントと答えており、実際にマネジメント能力の欠如により経済的、時間的なコストがかさみ、結果として労務管理能力の優劣がベトナムから撤退(合併解消も含め)する大きな要因をとなっております。
ベトナムは日系企業からの投資意欲、人材評価ともにASEAN内でトップクラスの評価を誇りますが、それでも現実には多くの企業の現地責任者がマネジメントで苦戦を強いられています。その反面、マネジメント能力の向上は高い潜在能力を誇るベトナム人材の能力を引き出す原動力となり、結果として当初想定していた以上の成果を生み出し企業にとって大きな競争力となりえます。
そういった背景を踏まえこの度ベトナムでの組織開発、人材開発支援を専門に行うSpace Aでは進出検討、または進出済みの企業を対象とし現地での効果的なマネジメント方法について紹介するセミナーを開催させていただく運びとなりました。
※参考:独立行政法人 中小企業基盤整備機構平成28年/中小企業海外事業活動 実施調査報告書
◉こんな方におすすめです。
- 現地でのマネジメントに不安がある。
- 現地での人材トラブルを解決したい。
- 異文化マネジメントについて学びたい。
◉主な対象企業
- ベトナム進出(買収含む)を検討している企業
- 現地に進出済み企業/買収済み企業
- ベトナム人材を日本で採用している企業
◉セミナー内容
- ベトナム人材の日系企業に対する期待と不安
- ベトナムで生き残るため日系企業のマネジメント手法
- 異文化マネジメントの実践的なメソッドの紹介
◉開催概要
「ベトナム進出の成功の鍵「労務管理」コロナ禍で生き残る日本企業のマネジメント手法と?」
- 日時:2021年10月14日(木) 日本時間 15:30〜17:00/ベトナム時間 13:30〜15:00
- 定員:先着100名
- 個別相談:限定15社
- 開催方法:ウェビナー/Zoom (登録後に開催URLをお送りします)
- 参加費:無料 (下記リンクより事前登録お願いします)
- 主催:SpaceA Co., Ltd
- 登壇者:有友 正義
- 問い合わせ先:info@space-a.jp
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