感情を表すベトナム語
日常生活でよく使う感情表現について代表的なものを、覚えやすいようにそれぞれ一つまたは二つだけ挙げてみました。



























自分の感情を簡単に表現したいとき、単語だけ言うと誰が悲しいのかはっきりしないので、主語である「私」=「Tôi」などの人称の後に続けて言います。例)Tôi vui.(私は嬉しい)
また、「~に感じる」としたいときは、「Tôi cảm thấy(カムタイ)~」とすると良いでしょう。
例)Tôi cảm thấy mệt mỏi.(私は疲れを感じます)
感情をより強調したいとき
今の感情をもっと強調したいとき、例えば「とっても嬉しい!」「悲しすぎる!」などと言いたい時は、語尾に「とても」を意味する「lắm(ラム)」や「quá(クワ)」を付けて表現することができます。今まさに感じている気持ちを吐露する場合は、「quá(クワ)」のほうを使います。
例)Buồn lắm ! / Buồn quá ! (とっても悲しい!)
更にもっと強調したいときは、「ものすごく」という意味の「ghê(ゲー)」をつけます。元々は「ものすごく恐ろしい」という意味を持つ言葉です。
例) Buồn ghê ! (ものすごく悲しい!)
同じく、ものすごく(恐ろしい)という意味の「dữ(ズー/ユー)」を付けて表現することもあります。
例) Tết ở nước ngoài buồn dữ lắm! (テトに外国にいるのはものすごく寂しい!)
Sao buồn dữ vậy ? (なんでそんなに悲しんでいるの?)
また、ベトナム独特の表現で「~ ơi là ~」という言い方があります。「ơi(オーイ)」は呼びかけの言葉、「là(ラ)」は日本語でいうと主語を表す「~は」の意味。日本語に直訳するのは難しいですが、「(悲しすぎて)思わず呼びかけてしまう」という状況なので、「(悲しくて)たまらない」といったニュアンスになります。
例) Buồn ơi là buồn. (悲しくてたまらない)
Thích ơi là thích. (好きでたまらない)
自分の気持ちを相手に伝えるのは、お互いを知り合うための大事な一歩。とっさに感じたことをすぐに伝えられるように覚えましょう!