世界保健機関(WHO)は、世界人口の約90％が汚染された大気の下で暮らし、それが原因で年間700万人が死亡しているとの推計を2018年5月2日に発表しました(参考「大気汚染 年700万人死亡／WHO 世界人口9割に影響」『毎日新聞』朝刊2018年5月3日掲載の共同通信配信記事)。

　世界的な懸念事項である大気の汚染。ベトナムでも自国の経済発展と近隣諸国から越境してくる大気汚染物質により、PM10、PM2.5等の浮遊粒子状物質の人体への影響に年々注目が集まっています。特に都市部や工業地域での大気環境が悪化しているとされており、ハノイ市では1～3月の期間でWHOの基準値を上回るPM2.5の濃度を記録していた日が82日ありました。これは記録期間全体の9割の日数が基準値を上回っていることになります。

　ベトナム環境総局所属の環境観測センターによると、粒子状物質汚染の主な原因は自動車やバイクの排気ガスと生産工場からの排煙で、浮遊粒子状物質の濃度は交通量が多い時間帯は高くなります。

(参照記事：https://www.viet-jo.com/news/social/160309090642.html　日本語) 
(参照記事：http://dtinews.vn/en/news/021/56501/hanoi-faces-increasingly-harmful-air-quality.html　英語)

　粒子状物質とは、10μm(1μmは1mmの千分の1)以下の微粒子の事で、日本では70年代から環境基準を定めて対策を進めてきました。それに対してPM2.5は、微小粒子状物質と呼ばれ、サイズは2.5μm以下(参考1)、髪の毛の太さの1/30程度と非常に微細な粒子です。その小ささが故に肺の奥深くまで入りやすく、呼吸器系・循環器系への影響が近年ますます懸念されています(参考2)。

参考1：http://www.env.go.jp/council/former2013/07air/y070-25/mat04-2.pdf
参考2：https://unit.aist.go.jp/riss/crm/030124kishimoto.pdf
 

　浮遊粒子状物質(PM10、PM2.5)から身体を守る身近な対策として、以下の4点が挙げられます。

◆屋外にいるとき
•PM2.5を大量に吸い込まないよう、長時間の激しい運動を減らす
•マスクを着用する

◆屋内にいるとき
•不必要な外出はできるだけ控える
•換気や窓の開閉を必要最小限にする

参考：日本政府広報オンライン(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201303/5.html)

　洋服等に付着することで室内に侵入してくる浮遊粒子状物質に対しては、空気清浄機の使用(高性能フィルター搭載のもの)が有効です。シャープの空気清浄機は、PM2.5にも対応している高性能なHEPAフィルターが搭載されています。

フィルターの交換目安はユニットにより異なります。
KC-G40EV/KC-G50EV/KC-G60EV：フィルター交換目安10年　
FP-J30E/FP-J40E/FP-J60E/FP-J80E：フィルター交換目安2年
その他モデルはお問い合わせ下さい。

 ※4　試験方法：日本電機工業会規格(JEM1467)判定基準：0.1～2.5μmの微小粒子状物質を、32m2(約８畳)の密閉空間で99％除去する時間が90分以内であること。(32m2(約8畳)の試験空間に換算した値です)

　HEPAフィルターに加え、プラズマクラスターイオン発生機を標準搭載。プラズマクラスターイオンが静電気を抑制するので、壁等に付着している埃も集塵します。インフルエンザウィルス・カビ菌・アレル物質を抑制する効果も。

　ベトナム国内で、シャープの空気清浄機本体、消耗品フィルターのお問い合わせ・購入ついては、日本語対応窓口があり、御指定の住所まで配送が可能です。本体ご購入時、配送先がハノイ・ホーチミン市内の場合は送料無料です(2018年12月現在)。

　空気清浄機・蚊取り空気清浄機・除湿機・加湿器と充実のラインナップ。
シャープの空気清浄機はベトナム生活での空気のお悩みにお応えします。
お気軽にお問い合わせください。

【お問い合わせ先】
SHARP ELECTRONICS (VIETNAM) Co.,Ltd
3F Saigon Finance Center, 9 Dinh Tien Hoang St., Dist.1, HCMC, VIETNAM
sakagami@svn.sharp-world.com 担当：坂上(Ms)

詳しい商品説明はこちらからどうぞ
https://www.viet-jo.com/sharp/