[コラム]
Shopeeが一人勝ち?〜アクセス数から見るベトナムECの現状【VIETJO LIFEコラム:データでわかるベトナム】
2021/05/05 12:00 JST更新
strong>ベトナムのEC市場は前年比25%程度の成長 を遂げています。ベトナムの消費者小売市場の伸びがコロナ前までは大体10〜12%程度でしたので、倍のペースで伸びています。小売市場全体でのオンライン比率は現在5%程度と考えられます。日本のEC比率が7%弱と言われていますので市場規模は異なるもののオンライン利用の機会としては非常に近しいものとなっています。
そんなEC市場ですが、ここ1~2年の間に主要プレイヤーの人気に変化が見られます。今回は
サイトアクセス数の遷移からECサービスのトレンド を見ていきたいと思います。
ECサイトのアクセス数の推移
第一に、EC市場では
Shopee が一人勝ちの様相を見せていることが挙げられます。
Lazada 、
Tiki 、
Sendo などのECプラットフォーム事業者のアクセス数が落ち込み傾向にあるのに対して、
Shopeeはこの18ヶ月の間でアクセス数を50%以上増やしています 。Shopeeは元々女性や若年層に人気があり、地方でのシェアが高いという特長がありましたが、大規模なプロモーションや広告施策によって、これらの層がよりオンラインで購入をするようになった点が人気向上に寄与していると考えられます。一方で、LazadaはAlibabaに買収されて以来ここ数年少し元気がなく、また女性層の取り込みという点でShopeeと差がついているように感じます。またTikiやSendoも、配送サービスなどの品質差異や価格施策などで差別化を図ろうとするものの息切れ気味の印象があります。
本文の続きはこちら → VIETJO LIFE「【第52回】Shopeeが一人勝ち?〜アクセス数から見るベトナムECの現状」
コラム「データでわかるベトナム」の一覧はこちら → 「データでわかるベトナム」
(本記事は、2021年4月28日付け「VIETJO LIFE」で配信されたものです。)
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