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(本記事は、2017年8月11日付け「VIETJO LIFE」で配信されたものです。)
ベトナムの大学生について調査をしてみると、驚かさせるのがその倹約生活ぶりです。今回は、実家住まいではない大学生が一体どんな生活をしているのかについて調査をしてみました。
先日当社で実施した1000名のホーチミン及びハノイの大学生の調査の中から、532名の実家住まい以外の大学生についてその実態を調査してみました。また、比較対象として、当社でインターンをしている日本の大学生(都心の私立大学に通う裕福な一人暮らしの3年生)の例と比較をしながら見ていきたいと思います。
※比較のため、全て通貨は日本円で表示。1円=200VNDにて計算。
出費は日本の大学生の5分の1
日本人インターン生の1ヶ月の出費が約17万円であるのに対して、ベトナムの学生は2万5000円程度 で生活をしています。この差異の一番大きな点は 家賃 です。ベトナムの地方出身の大学生はルームシェアや寮がほとんどでその価格は 大体2000~7500円 です。
キッチン、バスルームなどが共同のルームシェアの場合は8~10畳程度のスペースを数名で利用します。さらに、寮の場合は6~8名程度で一部屋に暮らし、プライベートスペースは簡易ベッドの上のみといった環境に暮らしています。
また、エアコンがほとんど備え付けられていないので、各自が一台以上扇風機を所有していたりと倹約して生活をしています。
本文の続きはこちら → VIETJO LIFE「【第38回】ベトナムと日本の大学生の生活費大比較」
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