(本記事は、2019年6月19日付け「VIETJO LIFE」で配信されたものです。)
ベトナムの小売市場は、2018年の年間平均成長率が10%を超え順調な成長を見せています。その 成長を牽引しているのが、コンビニやスーパーマーケット、デパートなどのチェーン展開を行なっている店舗 です。パパママショップのような伝統的な小売店舗が未だに大多数を占めるベトナムとはいえ、都市部を中心に多くのチェーン店舗が展開されるようになっています。
そんなベトナムの小売店舗の昨今の特長について、大きく3つを取り上げて見たいと思います。
チェーン店舗の地方展開
1つ目はスーパーやデパートなどの地方展開です。これらの店舗数の変化を見ると、ホーチミン・ハノイの二大都市の伸びよりも、その他の地域の伸びが高くなっています。これは ダナン ・ カントー ・ ハイフォン などを含む中級都市にショッピングモールなどが進出 しているためです。これに伴い、フィットネスジムや映画館などの地方展開が促進され、地域の若者の生活が少しずつ変化を見せています。
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