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[コラム]

【帰国・引っ越し予定の方は要チェック!】ベトナム版リサイクルショップ“KHO”とは?【VIETJO LIFEコラム:【日本人が知らない】ディープなベトナム案内】

2020/03/17 12:00 JST更新


small>(本記事は、2020年3月10日付け「VIETJO LIFE」で配信されたものです。)

みなさん、こんにちは!ホーチミン在住のベトナム人 ICONIC のHanです。コラム 「【日本人が知らない】ディープなベトナム案内」 では、ベトナムでの旅行やグルメ・文化・ショッピング・その他おもしろ情報を発信していきます。

私はショッピングが大好きなのですが、服を買った後にやっぱり似合わないと感じたり、あまり着なかったりすることがあります。そうして家の中に着ない服がどんどん溜まると、本当に困ってしまいます。日本ではリサイクルショップやフリマアプリで服を売ることができますよね。実はベトナムでも、不要な服や雑貨、家電、家具などを販売できる新しい形のビジネスがあります。個人が不要になったものをショップに委託して、安価な価格で販売するシステムを採用した “kho(倉庫)”と呼ばれる委託販売ビジネス です。いわゆるリサイクルショップですね。

引用: zing.vn

ベトナム版リサイクルショップの仕組み

委託販売のフローとしては、委託者が品物をショップに持ち込み、店側と交渉して価格を決めます。おおよそ市場価格よりも安いか、店内の類似品と近しい価格が設定されます。問題がなければ契約書にサインして、手続き完了となります。その後、店側が品物を展示・販売し、 委託手数料を除いた売上が委託者へ還元 されます。売れなかったものは委託者が引き取ります。委託する倉庫によって諸条件は異なりますが、おおよそこのようなシステムとなっています。

日本にはすでにこうしたビジネスがあり、市場規模も大きいため、質の良いサービスを受けることができると思います。ベトナムではここ数年で流行り出したので、まだまだ小さな店舗(倉庫)が多いですが、人気のショッピングスポットとして認知されつつあります。実際、店舗内は綺麗でオシャレな空間となっており、人気が出るのも頷けます。

引用: zing.vn

このビジネスの先駆者であるDo Tuan Haiさん(23歳)は、ハノイのLe Thanh Ton通りに3000平方メートルもの倉庫を所有しています。友人と3人で敷地を借り、店舗のデザインや委託システムの設計などを行い、3か月後にベトナムで初めての委託倉庫をオープンしました。

Haiさんの倉庫には毎日たくさんの人が来店し、週末にはイベントやマーケットも開催するようになりました。そしてオープンから7ヶ月後、Haiさんは1ヶ月で約5000万VND(約23万円)の利益を上げることができました。


本文の続きはこちら → VIETJO LIFE「第7回【帰国・引っ越し予定の方は要チェック!】ベトナム版リサイクルショップ“KHO”とは?
コラム「【日本人が知らない】ディープなベトナム案内」の一覧はこちら → 「【日本人が知らない】ディープなベトナム案内 

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