[経済]
米マーフィー、ベトナム沖で新たな油層発見 2500バレル試験生産
2025/05/14 13:51 JST更新
) (C) SKイノベーション |
米国の石油開発会社マーフィー・オイル(Murphy Oil)はこのほど、ベトナム沖のクーロン盆地15-1/05鉱区にあるラックダーホン(Lac Da Hong)-1X試掘井で、新たに油層を発見したと発表した。
発見した油層の厚さは32mにわたる。今回の油層発見を受け、マーフィー・オイルは1日当たり2500バレルの軽質原油の試験生産を行った。
ラックダーホン-1X試掘井は、ラックダーバン(Lac Da Vang)油田から約5km、また開発中の15-2/17鉱区とも近い場所に位置しているため、技術的な連携による相乗効果の創出にも期待が寄せられている。ラックダーバン油田は、2026年下半期からの原油生産を計画している。
15-1/05鉱区は、マーフィー・オイル子会社のマーフィー・クーロン・バック・オイル(Murphy Cuu Long Bac Oil)が持ち分40%でオペレーターを務めている。ペトロベトナムグループ(PVN)傘下の石油ガス試掘・掘削総公社(PVEP)が35%、韓国で原油の元売りなどを手掛けるSKイノベーション(SK Innovation)の子会社で石油開発事業を手掛けるSKアースオン(SK earthon)が25%を、それぞれ保有している。
[マーフィー・オイル報道資料 07/05/2025 / SKイノベーション報道資料 07/05/2025, S]
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