[経済]
ホーチミン:ライドシェアのバイク電動化でグリーン転換推進
2025/05/26 05:33 JST更新
) (C)Bao Dau Tu |
ホーチミン市発展研究所(HIDS)は、「ホーチミン市のグリーン転換拡張構想」の一環として、ライドシェアや配達サービスに従事するドライバーのガソリンバイクを電動バイクに切り替えることを提案した。HIDSは6月中に計画案を策定し、2025年末までに必要な手続きを終えて、2026年1月からの実施を目指している。
HIDSの推計によると、市内には約40万台のバイクがライドシェアや配達サービスに使用されている。1台の走行距離は1日当たりおよそ100km、稼働時間は1日当たり8~12時間に達しており、排出量が多い。HIDSはこの現状を踏まえ、第1段階として、バスとバイクの電動化に集中することを提案している。
2023年に400人以上のドライバーを対象に実施した調査によると、ガソリンバイクの1日当たりの燃料費は7万~10万VND(約385~550円)となっている。これに対し、電動バイクでは、同様の走行距離で約2万VND(約110円)の電力費に抑えられるとされる。
バッテリーの減価償却費などを考慮しても、月当たり100万VND(約5500円)の節約が可能となり、これを原資にローンを組めば、24~30か月で電動バイクの購入費を完済できると見込まれる。
HIDSは複数の商業銀行と連携し、ドライバー向けの電動バイク購入ローン商品を設計中だ。
[Bao Dau Tu 07:35 23/05/2025,U]
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