韓国IBK企業銀行、ベトナム法人を設立へ [経済]

　韓国政府系のIBK企業銀行は、ベトナム現地法人の設立に着手する。ベトナム国家銀行(中央銀行)から現地法人設立の認可申請に対する確認証を受領した。

　2026年1～6月期の法人設立を目指す。設立されれば、同行にとって中国、インドネシア、ミャンマー、そして現在設立手続きを進めているポーランドに続く5か国目の海外拠点となる。

　同行は現在、ハノイ市とホーチミン市で支店を運営しており、ベトナム法人設立に向けた認可申請は2017年7月から進めていた。

　同行ベトナム法人は、工業団地に所在する企業を主な顧客ターゲットとする。ベトナムに進出している韓国の中小企業だけでなく現地企業も対象とし、与信や為替業務、スタートアップ支援などのサービスを提供する。

　なお、これに先立つ5月7日、政府系の韓国産業銀行も、ハノイ支店の設立申請に対する確認書の発行を受けた。

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