VIETJO - ベトナムニュース 印刷する | ウィンドウを閉じる
[経済]

ベトジェットエア、ベトナム系のドイツ元副首相を取締役に選任

2025/06/06 04:46 JST更新

(C) Vietjet Air
(C) Vietjet Air
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、ベトナム系の元ドイツ副首相のフィリップ・レスラー氏を2022~2027年任期の取締役に選任した。

 レスラー氏は1973年に南部メコンデルタ地方ソクチャン省で生まれ、幼少期にドイツ人夫婦に養子として迎えられた。軍医としてのキャリアを経て政界入りし、ドイツ政府で保健相、経済技術相、副首相などの要職を歴任した。

 政界引退後は、2014年から2017年まで世界経済フォーラム(WEF)経営委員を務めた。経済分野で30年以上の経験を持ち、シーメンスヘルスケア(Siemens Healthineers)、ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)、ルフトハンザドイツ航空(Lufthansa)など、世界の大企業で重役を歴任してきた。英系ファンド運用会社ビナキャピタル・ベンチャーズ(VinaCapital Ventures)の国際諮問委員長も務めている。

 また、2023年10月からは、国内トップブランドの旅行会社ベトラベル[VTR](Vietravel)傘下のベトラベル・エアラインズ(Vietravel Airlines)で、諮問委員長 兼 独立取締役として国際提携や投資家ネットワークの構築に貢献した。 

[Vietjet Air 05/06/2025, A]
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる