[経済]
ベトジェットエア、ロールス・ロイス製エンジン40基を追加発注
2025/06/18 04:30 JST更新
) (C) Vietjet Air |
格安航空会社(LCC)最大手
ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は16日、英ロールス・ロイス(Rolls-Royce)との間で、ワイドボディ機のエアバスA330neo型機向けエンジン「トレント7000(Trent 7000)」40基の追加発注契約を締結した。
今回の契約により、VJCが発注した「トレント7000」の累計数は80基となる。「トレント7000」はA330neo型機専用に開発された最新鋭のエンジンで、燃費性能、静音性、耐久性に優れている。
また、VJCはロールス・ロイスの包括的なエンジン保守サービス「トータルケア(TotalCare)」も継続して導入する。同サービスにより、運航効率の最適化やエンジン寿命の延長が期待される。
VJCのディン・ベト・フオン社長は、「トレント7000の追加導入は、国際路線網の拡大に向けた戦略的な一歩だ」と述べた。また、「高品質でコスト効率の高い運航を通じて、持続可能な航空輸送の実現を目指す」と強調した。
なお、VJCは現在、130機超の次世代省エネ機を運航中で、将来的には400機以上の追加導入を計画している。アジア太平洋地域に加え、欧米への長距離便の展開も視野に入れている。
[Vietjet Air 16/06/2025, A]
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