ビン空港、滑走路・誘導路改修で7月から年末まで閉鎖 [経済]

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　ベトナム航空局(CAAV)は7月1日から、北中部地方ゲアン省ビン市のビン国際空港を一時閉鎖すると発表した。期間は12月31日までの6か月。今回の閉鎖は、空港の滑走路・誘導路改修工事に伴うもの。

　同工事は、同空港の設備・インフラを改善し、今後の航空産業の発展につなげる狙いがある。

　CAAVは、ベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)に対し、工事期間中の投資・建設規定の遵守、セキュリティ・安全確保、消防、環境衛生、感染症対策などを徹底するよう求めている。また、承認済みの安全・衛生管理計画を北部空港当局に提出し、検査・監督を受ける予定となっている。

　さらにCAAVは、ACVがベトナム航空交通管理公社(VATM)と連携して、航空情報の発信手続きなどを確実に行うよう指示した。

　空港の一時閉鎖に伴い、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、ビン国際空港の発着便を一時運休すると発表した。北中部地方の往来ニーズに対応すべく、同社はハノイ市ノイバイ国際空港や北中部地方タインホア省トスアン空港などの近隣空港の発着便を増便する予定だ。また、ビン国際空港発着便の運休により影響を受ける乗客は、無料で旅程の変更や航空券の払い戻しが可能となる。

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