ホンダベトナム、新型バイク3車種を発表 [経済]

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　ホンダベトナム(HVN)は13日、国内市場に投入する新型バイク3車種、◇「ウィナーR(Winner R)」、◇「ADV 350」、◇「レブル1100(Rebel 1100)」を発表した。

　「ウィナーR」は、クラッチ付きスポーツモデル「ウィナー」シリーズの新モデルで、さらにスポーティーで力強いデザインに刷新された。「R」は「Racing」の頭文字から取ったもの。LED一体型ヘッドライト、デジタルメーター、USB-A充電ポートを装備する。

　エンジンは4バルブ・DOHC水冷単気筒エンジン・6速ミッションを採用。スリッパークラッチと前輪ABSを搭載する。価格は4616万～5056万VND(約26万～28万円)となっている。

　「ADV 350」はベトナムで初めて正規販売される。販売価格は1億6599万VND(約93万円)。これまでは個人の輸入代理店のみで購入可能で、2億5000万～3億VND(約140万～168万円)で販売されていた。

　eSPプラス世代の水冷単気筒エンジンを採用し、欧州の自動車排出ガス規制「ユーロ4(EURO4)」に対応している。軽量スチールフレームと37mm径の倒立フォークを装備し、前後ディスクブレーキにはABS 2チャンネルを搭載。このほか、5インチ液晶メーター、大容量48Lメットイン、USB-Cポート、トラクションコントロール、急停止警告機能を備える。

　旧モデルの改良版となる「レブル1100」は、約4億VND(約223万円)で販売する。5インチTFTメーターを搭載し、専用アプリ「Honda RoadSync」に対応している。シートの厚みも増し、USB-Cポートが追加された。

　エンジンは「アフリカツイン(Africa Twin)」モデルから継承した1084ccを採用し、DCT6速ミッションと組み合わせている。また、電子スロットル、3種類の標準走行モードと2種類のカスタムモード、トラクションコントロール、クルーズコントロールなど数々の最新技術が搭載されている。

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