コテコンズなど3社のJV、ロンタイン空港貨物ターミナル工事を落札 [経済]

　東南部地方ドンナイ省で建設中のロンタイン国際空港(第1期)のサブプロジェクト3(旅客ターミナルなどの施設建設)の投資主であるベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)はこのほど、同サブプロジェクトに含まれる入札パッケージ「貨物ターミナルの躯体工事・屋外インフラ・設備設置」(パッケージ7.8)の落札結果を発表した。

　落札したのは、◇コテコンズ建設[CTD](Coteccons)、◇ハノイ建設総公社(HANCORP)、◇ATADスチールストラクチャー(ATAD Steel Structure)の3社から成る共同企業体(JV)のHANTA2だ。

　落札額は3兆3790億VND(約187億円)、実施期間は330日間となる。

　貨物ターミナルは、年間55万tの貨物を処理する能力を備え、この工事は航空貨物輸送の運営において重要な役割を担う。ACVの計画に沿って運営規模を整備し、進捗を確保するとともに、ロンタイン国際空港が地域の貨物ハブとなるための基盤を築く。

　ロンタイン国際空港は2021年1月に着工した。第1期では、年間貨物処理能力120万t、年間旅客処理能力2500万人の旅客ターミナル、全長4000mの滑走路、誘導路、駐機場などを整備し、2026年に完成する見込みとなっている。

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