[経済]
ハティン省:日韓参画の第2ブンアン火力発電所、第1タービン完成
2025/09/19 06:03 JST更新
) (C) vietnamplus |
北中部地方ハティン省ブンアン経済区で18日、三菱商事株式会社(東京都千代田区)などが出資する第2ブンアン火力発電(VAPCO)は、第2ブンアン火力発電所の第1タービンの完成式典を開いた。
同発電所は投資総額22億USD(約3200億円)で、2基のタービンを設置し、出力合計は1200MWとなる。事業はBOT(建設・運営・譲渡)方式で展開し、三菱商事率いる日本側が60%、韓国電力公社(KEPCO)率いる韓国側が40%を出資している。
EPC(設計・調達・建設)の請負は韓国の斗山エナビリティ(Doosan Enerbility)が主導するコンソーシアムが担当した。また、タービンは株式会社東芝(神奈川県川崎市)が供給し、資金は国際協力銀行(JBIC)、韓国輸出入銀行(KEXIM)などが融資した。
VAPCOは「この発電所は、最新のボイラー技術と、日韓で広く採用されている排出削減システムを備え、気候変動対策に積極的に取り組む姿勢を示すものだ」と強調した。
同事業は建設段階で1万8600人の雇用を創出した。稼働後は150人以上を常時雇用し、ハティン省の経済の安定的な成長に寄与するものと見込まれる。
[Tuoi Tre 13:20 18/09/2025 / VietnamPlus 12:31 18/09/2025, A]
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。