ビンF、アラブ自動車協会と提携　中東6か国でロードサービス [経済]

（C）Kien Thuc Dau Tu

　地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は18日、アラブ自動車協会(AAA)との業務提携を発表した。これにより、中東市場におけるアフターサービス強化と顧客体験の向上を目指す。

　ビンファストは今回の提携を通して、◇アラブ首長国連邦(UAE)、◇サウジアラビア、◇クウェート、◇カタール、◇バーレーン、◇オマーンの中東6か国で自社車両向けの緊急ロードサービスを展開する。

　AAAは車両の緊急けん引、バッテリー上がり時のジャンプスタート、パンク時のタイヤ交換、充電切れ車両の搬送、インロック時の開錠などのロードサービスを提供する。サービス担当スタッフはビンファストの基準と各国法規に沿って研修を受ける。

　緊急ロードサービスは、車両購入から10年間利用でき、購入国の範囲内で譲渡も可能となっている。ビンファストは顧客データの提供や技術研修、国別コールセンターの設置支援などを通じて円滑な運営を支援する。

　ビンファストとAAAは今回の協力を通じ、中東における電気自動車サービスの質向上と環境負荷の少ない移動手段の普及をさらに進める方針だ。

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ビンF、アラブ自動車協会と提携 中東6か国でロードサービス

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