ベトソブペトロ、バックホー油田で商業用原油の採掘開始 [経済]

　ペトロベトナムグループ(Petrovietnam＝PVN)とロシア企業との合弁会社であるベトソブペトロ(Vietsovpetro)は13日、ベトナム大陸棚のバックホー(ホワイトタイガー)油田に建設したリグ「BH-24」から、11日午後5時30分に最初の商業用原油を採掘したことを確認したと発表した。

　BH-24はベトソブペトロが設計・製造・設置した無人型の軽量リグで、計画より65日前倒しで採掘が開始された。

　ベトソブペトロは今年になって、キングーチャン・キングーチャンナム油田開発プロジェクトで原油の採掘を始めており、BH-24は今年2番目に採掘を始めた油田開発プロジェクトとなった。BH-24で採掘する原油の増加により、同社は今年の生産目標を確実に達成すると予測されている。

　BH-24の成功は、ベトソブペトロが創造力を発揮して油田開発を最適化し、今後の新たな課題を克服するための原動力になるとみられている。

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