[経済]
韓国系コンビニ「GS25」、400店舗達成 韓国製品に特化した戦略
2025/12/04 14:19 JST更新
) (C) GSリテール |
コンビニエンスストア「GS25」を運営する韓国のGSリテール(GS Retail)はこのほど、ベトナムで展開する店舗数が400店舗に達したと発表した。
GSリテールは、2018年にホーチミン市に1号店を出店し、ベトナムに進出した。以降、ホーチミン市を中心とした南部に350店舗を展開し、ハノイ市を中心とした北部には2025年3月に進出し、同年11月27日に50店舗目をオープンした。
約7年間で400店舗を展開できた背景として、同社は、韓国製品を中心とした商品競争力の強化や、周辺地域の特性に合わせた店舗づくりを挙げている。特に韓国の食品や化粧品、カフェ、酒類、生鮮食品など、現地の消費者に好まれるカテゴリーに注力した10種類の「特化店舗」運営による差別化が奏功しているという。
特化店舗の中でも人気を集めるのが食品分野だ。特に、ベトナム店舗のみで提供するトッポギ(炒め餅)は、韓国の味を再現するため、GSリテール本社の食品開発研究員を派遣して商品開発を行った。また、イートインスペースを用意した点も支持を得ている。
このほか、イベント開催による認知度向上にも取り組んでいる。11月にはホーチミン市で「GS25ミュージックフェスティバル2025(GS25 Music Festival 2025)」を開催し、1万人超の来場者が韓越のアーティストの公演とGS25が提供する韓国食品や酒類を楽しんだという。
[GSリテール報道資料 27/11/2025, S]
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